就労移行支援事業所(以下、移行)選びの参考になるのが「就労移行支援事業所紹介シート」や「就労移行支援事業所検討シート」です。また、どこの移行に通うかというと、実際に自分が働きたい場所の付近にある移行に通所するのが正解だと考えています。
移行選び
2,020年、移行の数は2,952事業所となり、1事業所だけの小規模な移行から全国区規模の移行も存在します。ボクが移行に通所する際には、あまりも数があるのであれこれ見学や体験をしました。その期間は、はっきり言ってムダな時間で、もっと効率的に移行の細い部分を知ることができ、比較できれば楽でした。
ある日、ハローワークで待たされている時に、移行の紹介ファイルがあり閲覧してみると、なんとそこには、定型フォームに移行の特徴などが掲載されている「就労移行支援事業所紹介シート」と「就労移行支援事業所検討シート」なるものがありました。もちろん、これだけでは物足りず見学や体験は必須ですがはっきり言って非常に便利です。
一つの指標
しかし、今のところこの就労移行支援事業所紹介シートは全国のハローワークにあるものではないのです。ハローワークも求職者に対してより良いサービスを提供しているのだと感じています。
どの移行に通所しようか悩んでいる方がいれば、この「就労移行支援事業所紹介シート」や「就労移行支援事業所検討シート」に記載のあることをポイントとして選んでみるのも良いかと思います。
家の近く
移行選びのもう一つのポイントとして、自宅から近い所の移行というのがあります。これは、1年またはそれ以上移行に通所することを想定した際に、自宅から遠いと通所交通費や通所時間などの面において途中で辞めてしまうことがあるからです。
しかし、近ければ良いのかというとそうではありません。やはり訓練の質や内容が合わない、求めるサービスが存在しないなどの移行に通所しても意味はないと考えています。
希望勤務地付近
ではどこの移行に通所すればいいのかというと、実際に就労する上での希望勤務地で移行を探すのが良いでしょう。就職する際に採用担当者は毎日通勤できるかを気にします。ある程度、自宅から離れた移行に通所し続けられたことは、実際に毎日通勤できることの証明にもなります。
そして、勤務地の近くに移行があるということは、何かあれば移行のスタッフがすぐさま駆けつけてくれる可能性があり、自分もまた、何かあれば移行にすぐ行くことも可能というメリットがあります。
まとめ
- 移行の数は約3,000もあり選ぶのには一苦労です。
- 移行選びには「就労移行支援事業所紹介シート」の項目を確認することです。
- 希望勤務地の近くの移行に通所することが正解です。