発達障害の障害特性にマッチしているか、ここ最近注目される専門分野の訓練ができる就労移行支援事業所があります。それは何かといいますと、プログラムやWEBデザインなどを専門的に学ぶことができるIT特化型の就労移行支援事業所です。
独立の道
一般的な移行に通っても、専門的なITのスキルを身につけることはまず無理です。そのため、ITに興味があるのであれば、このようなIT特化型の就労移行支援事業所で訓練することが必要になります。
習得難易度は決して簡単ではありませんが、技術を身につけてしまえば、障害者雇用でありながら、やりがいが得られる仕事に就く可能性があります。それだけではなく、フリーランスとしての働き方をも目指すことも可能です。
専門性が高い
就労移行支援事業所Kaienでは、OA事務特化、クリエイティブ専門、特例子会社と3つのコースを設けており、利用者の特性に対して、よりきめ細やかな訓練サービスを提供しています。
移行は雨後の筍のように乱立し、どこの訓練もさほど違いはない中で、このように専門性を持った訓練を行う移行がどんどん出てくることをボクは望んでいます。ちなみに「IT 就労移行」で検索したら、そこそこの数がヒットしましたので興味があれば検索してみてください。
独学してみる
就労移行支援事業所に入所してITの訓練を受けたが、全くわからず訓練についていけない、その結果、移行も辞めてしまう。このようなことは単に時間の無駄としか言いようがありません。
そうならないためにも、まずは独学で勉強して本当に楽しめるのかを見極めることが大切になってきます。
発達障害者向き
発達障害者の適職として、プログラミングなどのIT業務を伝えている情報発信があります。ただ、気をつけなければならないのは、発達障害には個人差が非常にあるので、発達障害者にIT業界が向いているとしても、自分に向いているかどうかはわからないということです。
前述した、フリーランスは自分で仕事をとってくる営業活動が求められます。IT業界は人手不足と言われていますが、激務との話しも耳にします。重要なのは、自分ができる仕事に就いて、その仕事を好きになる、その仕事を適職とする、そして、その会社の中で信頼できる人とともに働くことではないでしょうか。
まとめ
- ITなど専門分野の訓練ができる移行があります。
- ITに興味があれば、まず独学でやってみることです。
- できる仕事を適職とし、職場に支援者を作る働き方も一つです。