就労系福祉サービスの通所歴!応募先に伝えるか伝えないか!

就労継続支援A型やB型、就労移行支援事業所などの、就労系福祉サービスの通所歴は、応募先に伝える必要があるのかないのかで、悩まれている方は多いかと思います。しかし、この答えは人それぞれの経歴により伝えても伝えなくても構いません。

目次

基準はない

A型と呼ばれる就労継続支援A型事業所、B型と呼ばれる就労継続支援B型事業所、そして移行と呼ばれる就労移行支援事業所などの就労系福祉サービスの通所歴を、応募書類に記載するかしないかで悩む人は多くいます。それは、これらの通所歴を職歴とするかしないかの明確な判断基準がないからです。

もちろん、嘘をつくことは良くありませんが、応募先から指示がなければ、必ず伝えなければいけないわけでもありません。履歴書や職務経歴書などの応募書類に絶対にこのように書かなればいけないという決まりもなければ、面接で絶対にこのことを伝えなければいけないという決まりもないのです。

そのため就労系福祉サービスの通所歴は、記載した方が有利であれば記載し、記載しない方が有利であれば記載しなくて構いません。その人それぞれの職歴とアピールの仕方により決めていきましょう。

具体的な記載方法

例えば、一般就労などの職歴が多すぎる場合は、転職回数の多さが目立つので、就労系福祉サービスの通所歴を記載しないでおく、逆に一般就労などの職歴が少ない場合には、ブランク期間を少なく見せる為にも通所歴を記載する、というような考え方で構わないのです。

仮に就労系福祉サービスをそれぞれ複数利用しているのであれば、障害福祉サービス通算○年通所というように、全てまとめて記載してしまう方法でも構いません。また、就労系福祉サービスをそれぞれ分けて、就労継続支援A型事業所通算○年通所、就労継続支援B型事業所通算○年通所、就労移行支援事業所通算○年通所とすることやA型、B型だけをまとめて就労継続支援事業所通算○年通所とすることも問題ありません。

ケースバイケースが結論

就労系福祉サービスの通所歴をどう伝えるかは、その人の経歴によりケースバイケースであるというのが結論です。自分の経歴と応募する仕事内容とを踏まえて、どのように応募書類を作成すれば、採用に近づくのかをきちんと考えて応募書類を作成し、かつ面接で伝えることが重要です。

就活はまずは採用されることが目的ですので、就労系福祉サービスの通所歴の中にアピールできるものがあれば応募書類に記載し面接で伝え、アピールできない通所歴は通算としてまとめてしまうか、そもそも記載しないようにすることです。ただし、面接担当者に聞かれた場合は必ず正確に伝えましょう。

まとめ

  • 就労系福祉サービスの通所歴を、伝えるか伝えないかは人それぞれです。
  • 就労系福祉サービスの通所歴を、伝えるか伝えないかは有利不利で考えます。
  • 就労系福祉サービスの通所歴は、面接担当者に聞かれたら正確に伝えます。
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