就活において一番苦労するのが志望動機の作成ではないでしょうか、この志望動機を作成するにあたって絶対に使うべき言葉があります。その言葉というのが応募先へのメリットを伝える「貢献」そして、なぜその応募先かを伝える「感銘」や「共感」です。
貢献
志望動機には、勉強になるので志望しましたや、未経験でも応募可能だったので応募しましたなどの、自分本位ではなく自分が入社したことにより応募先に与えるメリットを記載します。そのメリットを伝えることができる、一つ目の言葉というのが貢献です。
貢献のキーワードを何度も使うと、くどくなるのでほどほどにしておくのが大切です。応募書類の場合は、志望動機のボリュームにもよりますが、全体を通してせいぜい2回まで、どんなに多くても3回までにしておきましょう。
面接の場でも、何度も口にするのではなく、多くても最初と最後の合計2回です。貢献の言葉を使った志望動機の例としては、以下のようになります。
具体例
「私は、前職の事務職の経験を活かして御社(応募書類では貴社)で貢献したいです。前職の事務職では主にデーター入力と資料作成をしており、データ入力の速さと正確さには自信を持っております。また、資料作成においてはワード、エクセルだけではなくパワーポイントでスライドを作成することもありました。これらの経験を活かして御社で貢献したいです。」
簡単ですが、このような感じです。このように結論としての貢献を最初と最後の2回使用しても構いませし、最初には使わずに最後に1回だけ使っても構いません。
感銘や共感
そして、二つ目の使うべき言葉とは、感銘や共感です。この感銘や共感ですが、何に対して感銘、共感したのかというと、それは、社長の言葉に対してです。応募先のホームページには社長の挨拶や言葉が掲載されていることが多く、それらを読んで、感銘を受けました、共感致しました、だから共に働きたいのです。と伝えるのです。
なぜ、その必要があるのかというと、なぜ、その応募先を応募したのかを伝える為であり、このことがないと応募先からは、「別にうちでなくても構わないよね。」と判断されてしまうのです。
社長の言葉がポイント
では、社長の言葉だけを重視して、企業理念や経営方針には触れなくても良いのかという疑問がありますが、もちろん触れて構いませんが、いろんなことに感銘を受けました、共感致しましたではなく、非常に強く心に響いたことに対して使います。結果として、社長の言葉についてがベストになります。
社長の言葉の掲載が、応募先のホームページなどにあればその中から探し、なければ企業理念や経営方針から感銘、共感できることを見つけてくるのです。
ですが、「共感したから何?」と思う採用担当者もいるかもしれません。その時には、「私も御社のこの方向を目指しています。」と言えるように何かしらの共通点を作っておくことです。
まとめ
- 志望動機は、自分本位ではなく、応募先のメリットを伝えます。
- 志望動機で使うべきは「貢献」、「感銘」または「共感」の言葉です。
- 応募先のホームページの、社長の挨拶から感銘や共感した言葉を見つけます。