障害者雇用で学歴は関係するか!入社後に関わる2つの要素!

障害者雇用や一般枠中途採用においては、学歴はさほど重要ではありません。しかし、考えられることとしては、働いてから学歴が影響することがあります。それは、入社後の非正規からの正規職転換へ一つの指標になることではないでしょうか。

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高学歴は目にとまる

障害者雇用の選考において、表面上では学歴は関係ないように思えますが、やはり高学歴の応募書類はそれだけ採用担当者の目にとまります。障害者雇用を行う企業の多くが、多くの従業員を抱えていることから、そこそこの企業であり、そこそこの企業であれば学歴を気にする傾向はあります。

結局、日本社会は学歴を重視する社会であるので、障害者を雇用する多くの企業も、やはり、応募者の学歴は気にすることが考えられます。

正規雇用転換と給与

もちろん、求められる学歴が高校卒業であれば、大学卒業でなくても採用されることはありますが、採用されてから学歴が関係することがあります。それは、入社時に契約社員やパートなどの非正規雇用であっても、後々、正規雇用になる際の一つの社内基準に学歴が関わってくる可能性です。

非正規の障害者雇用を行う企業の多くが大きな会社であり、そのような大きな会社の一般枠雇用においては、大学卒業者しか雇用しない企業も当然あります。そのような会社に高校卒業者が、非正規の障害者枠で入社できても、正規雇用へのステップアップは、まず無理だと考えられます。

そしてもう一つ大きく関わりがあるのが、給与の額です。新卒採用など一般的に高卒よりも大卒の方が高賃金になり、昇給や賞与の額も変わってきます。

学歴が全てではないが

ただ、障害者雇用を行っている企業が全て、そのような企業ではなく、能力があれば、学歴関係なく正規雇用にステップアップできる企業も当然あります。社会に出てからであっても、大学卒業という学歴が必要だと思った時に、通信制の大学に進む手段もありますので、大学卒業という学歴が必要になったら行動しても良いでしょう。

たまに学歴は関係ない、実際、学歴がなくてもビジネスの場面で成功している人もいるという意見もありますが、それは圧倒的に少数であり、どこかに属して働くビジネスパーソンの道を進むのであれば、学歴はあったに越したことはありません。

まとめ

  • 日本は学歴社会です。
  • 非正規採用後の正規職への転換時に学歴が関係することも考えられます。
  • 学歴がなく成功しているのは少数です。
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