精神・発達障害者にはSST!就労する上での会話力を向上!

SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)とは、コミュニケーション訓練の一つであり、コミュニケーション能力は応募先が求めるスキルの上位です。SSTの訓練を受けてコミュニケーションを上達させて、社会で適切な言葉使いをすることです。

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コミュニケーション能力

コミュニケーション能力というのは、就活において応募する側が応募者に求めるスキルの上位とのデータがあり、それだけコミュニケーション能力は働く上で必要とされているスキルです。

そこで、コミュニケーション能力を高めるために、就労移行支援事業所などではある訓練プログラムを導入しています。その訓練プログラムというのがSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)です。ちなみにソーシャル・スキル・トレーニングではなく、ソーシャル・スキルズ・トレーニングとも言われます。

訓練方法

どのような訓練方法かと言いますと、ロールプレイ式では場面場面に応じた考えらえるテーマ、例えば誰かにお願いごとをするときにどのような伝え方が良いのか、困っている人がいればどのように声掛けすれば良いのか、相手を不快にさせない断り方などを、訓練参加者が自分なりの答えを発表します。

その答えの良いところや、改善点などを参加者で見つけ出して、より良い答えを見つけるということです。

苦手を克服

訓練することで、より良い人間関係を築きつつ、自分の伝えたいことを伝えることができるようになります。特にメンタル疾患者の人はこのSSTを行なって、苦手なコミュニケーションを克服したいところです。

また、ロールプレイ以外にディスカッション、ディベート、共同作業などの訓練方法もあり、変わり種としての高度なSSTでは、好きな人をデートに誘うというテーマがあったりもします。

実社会でどう使うか

SSTが実際の職場や日常生活で役立つのかというと、もちろん大きな効果はありますが、ネックとしては、丁寧な話し方になるため、会話に時間がかかってしまうことがあります。

そのためSSTを受けたことをそのまま使うのではなく、訓練で得たことをどのように工夫し、自分のモノとして実社会で上手なコミュニケーションをするのかが求められます。

まとめ

  • 採用する側は、応募者のコミュニケーション能力を重視しています。
  • SSTとは、コミュニケーションの訓練手段の一つです。
  • 実社会においてSSTで得たことを、どのように工夫して使うかが求められます。
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