就活においてすることの一つが企業研究であり、これは絶対にすることです。しかし、企業研究は応募先のホームページだけを、見ればよいというものではありません。必ず見るべき7つのチャネルから採用担当者の心に響く志望動機や自己PRを作成します。
企業研究はマスト
応募する会社が決まったら、応募書類の作成をしますが、そのためには、応募先の会社のことをより知るために、企業研究をする必要があります。応募書類で力を入れるのが志望動機と自己PRです。
企業研究をすることで、より熱意のある志望動機や自己PRが作成でき、面接でもより濃い質問をすることができるのです。逆にこの企業研究が反映されていない応募書類は、まったくもって採用担当者には響かないものになります。
プラス評価になる
採用担当者は、自社のことをよく研究してくれて自社の為だけに志望動機を考えてくれた、このような行動にプラス評価をつけます。深い企業研究をしたことにより、面接において「よく勉強していますね。」と褒めてくれることもあります。
企業研究において、これだけは絶対に見ましょうというのが応募先のホームページで、面接でベストクエスチョンと思い質問したところ「ホームページにも書いてありますが、それは…。」などと言われてしまったら応募者自身の気持ちが凹んでしまいます。
7つのチャネル
では、企業研究に使う情報を得るのに、必ず見るべき7つのチャネルを紹介します。
- 応募先のホームページ
- 応募先の公式SNS
- 応募先の商品やサービス
- 応募先が取材を受けている情報誌や書籍など
- 応募先の求人情報
- 応募先や社長が出版している書籍
- 口コミサイト
大きくは、公式ホームページや転職サイトの情報、新聞や雑誌の記事情報などの頭を使う企業研究と、応募先企業の製品、サービスを使う、店舗を利用するなどの体を使う企業研究に分けられます。
おろそかにしない
応募先の会社を知ることによって心にゆとりができ、そのゆとりがあれば面接で下手に緊張することも少なくなり、ライバルに大きな差をつけるチャンスでもあります。
例えば、「うちの従業員数が何人くらいか知っていますか?」「本日の弊社の株価をご存知ですか?」このような質問をされて、スムーズに答えることができれば前向きに気持ちになりますが、障害者雇用面接ではこのような、あまり難しい質問はされることはないでしょう。しかし、自分からこのような内容を盛り込んだ会話ができれば、採用担当者の評価は上がります。
採用されるための研究
ですが、社長の名前や株価がわからなかったり、財務部門や経理職の応募でもないのに細かな財務諸表の数字がわからなかったりすることで、怒られるような会社はどうかと思います。今から30年ほど前の新卒会社説明会では、当日の応募先の株価くらい知っているのが常識だという会社もありましたが、今とは考え方が大きく違っているのかもしれません。
情報が氾濫する中で、自分が採用されるためにはどんな情報が必要なのか、どんな企業研究をすれば良いのかをきちんと見極めることです。企業研究をしっかりして応募書類や面接に反映させることにより、確実に内定に近づきますので決しておろそかにしないようにしましょう。
ストーカー
ただし、注意点としては、研究の対象が採用担当者や応募先の従業員などの個人のプライバシーになってしまうと、単なるストーカーになってしまいますので絶対にやめてください。
採用担当者は、自分のことを調べ上げられたら気味が悪いと感じますが、応募先企業のことはいくら調べてもプラスに評価します。
まとめ
- 企業研究は確実に行う必要があります。
- 企業研究では、絶対に応募先のホームページは見ることです。
- 企業研究は、すればするほど内定に近づくと考えて下さい。