転職理由は不平不満の解消ではない!ステップアップが大切!

転職には、大きく分けるとステップアップを目的とする転職と、現在の職場での不平不満の解消を目的とする2つの転職理由があります。前者のステップアップ目的であれば採用担当者に対して良い印象を与えることができますが、後者の理由では採用は難しいです。

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前向きな転職

ステップアップの理由の転職というには、簡単に伝えると、今の環境では叶うことのできない仕事を行うため仕事を辞めるということです。

今の会社では事務補助や軽作業を行なっているが、将来のことを考えるようになり、簿記の資格を取得し経理の仕事をやりたかったが、上司に相談してもそれは叶えられなかった。そこで致し方ないことであるが、転職活動をしています、ということがあります。このことから、転職に対して非常に前向きであると採用担当者に伝わります。

後ろ向きな転職

その一方で、不平不満の解消を目的とした転職があります。これは、単に今の会社のやり方が合わない、人間関係が悪い、仕事がつまらないなど会社に対して不平不満があるから辞めますということです。

この退職理由について採用担当者が思うことは、その不平不満を解消するために何かしましたか、ということです。何もせずに転職するということは、今後、新たな職場でも同じようなことがあればまた辞めてしまうと思われ、採用は非常に難しいことです。

愚痴や文句

また、転職理由はどうであれ、絶対にやってはいけないことがあります。それは前職や今いる会社の愚痴を言ったり文句を伝えることです。どんなに劣悪な環境や待遇が悪かったとして愚痴や文句は厳禁です。

それは分かっていても、面接担当者からの退職理由の質問に対して、いつの間にか愚痴や文句を言ってしまっていることはありえることです。そのようなことがないように、自分の未熟さや反省の気持ちを忘れずに退職理由を伝えることです。

そして、大事なことは、今の会社や前職も良い、ただし、応募先の方が私にはより合っている、より、自分のやりたいことができると伝えられるようにすることです。

まとめ

  • 転職は、ステップアップを目的とした転職であることです。
  • 不平不満を解消する目的の転職では採用は難しいです。
  • 愚痴や文句は絶対に厳禁です。
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