就活する上で身につけておいて絶対に有利なスキルの一つとして「気にしない」があります。就活の場面では大きく3つの気にしてはいけない場面があります。この3つの場面で気にしてしまうと次へ繋げることが難しい結果になってしまいます。
気にしない人は強い
世の中には同じ結果を受けてもポジティブに捉える人もいれば、ネガティブに捉える人もいます。その違いは、気にするか気にしないが一つの理由とも言えます。
気にしない人は、些細なことで心が動じないので、物事をフラットに捉えたり、ポジティブに捉えることができます。
反面、気にする人は、考えなくても良いことまで深く考えてしまい、余計な心配や不安を抱くことになります。その結果、ネガティブな思考に陥ってしまうのです。そのため、気にする人のメンタルは弱く、気にしない人のメンタルは強いともいえます。
就活の3つの場面
この気にしないというスキルがあれば、就活でも十分なパフォーマンスを発揮することができます。逆に十分なパフォーマンスが発揮できないと、落ち込んでしまい、元気がなくなり、就活鬱というようなメンタルを病んでしまうこともありえます。
では、具体的に就活ではどんな場面で気にしてしまうのかをお伝えします。
仕事選びの場面
就活の大事なタスクとしては仕事探しがあります。どんな仕事をしたいのか、どんな仕事ができるのかを自分で決めていかなくてはならないのですが、この時に、周囲や世間の意見を鵜呑みにしないことが大事です。
もちろん、それらの意見を十分聞いて参考にするのはとても良いことではありますが、そうではなく、誰々がこの仕事がいいからこの仕事を選ぶということです。主体性がないため志望動機もあやふやで熱意のある入社意欲を採用担当者に伝えることもできなくなります。
仕事選びの場面では、しっかり自分で企業研究、業界研究、自己分析をして、人の意見は参考程度に収めておき、余計なお節介やアドバイスと思ったら気にしないことです。
面接の場面
面接ではありのままの自分のことを面接担当者へ伝えることになります。人間とは叩けば埃の一つ二つ出てきます。メンタル疾患者や発達障害者であれば、仕事が続かないことやブランク期間があることなどあって当然です。
この伝えたくないことを正直に伝えなければならないのですが、どうしても気にしてしまい、嘘をついてしまう人もいます。就活の場面に限らず、嘘をつくことは今後の人生においてプラスになることは少ないので絶対にやめておくことです。
また、面接では面接担当者からするどい質問や痛い質問をされることがありますが、この時に、いちいち強く受け止めるのではなく、フラットな気持ちで気にせず対応していくことです。
不採用の場面
一番気にしないでいただきたい場面というのが、不採用通知を頂いたので場面です。就活とは採用されるまでの繰り返しの作業が求められます。そのため、何度も何度も不採用通知を受け取ることになります。
その度に、落ち込んだりメンタルを病んでいたのでは、パフォーマンスが発揮できる就活はできません。落ちて当たり前という良い意味での諦めの気持ちをもつことはとても大切です。
つまりは、傷つく勇気を持つことであり、チャレンジ精神が求められ、その傷つきから回復できるかが求められるのです。
メンタル疾患者は発達障害者の多くは傷つくことを恐れている人もいますが、社会で生きていくにはある程度のタフさも求められるのです。
ポジティブ思考
では、どうすれば気にしな性格になれるのか、気にしないという就活においての絶対的スキルを手に入れることができるのかですが、それはポジティブ思考ということです。物事を前向きに捉えること、嫌なことがあっても「これは勉強になった」「冷静に考えてこの応募先はちょっと自分には向いていなかったな」「不採用の理由は、ずば抜けて優秀な応募者がいたのだろう、自分は80点で不合格だな」などと前向きに思うことです。
リフレーミング
そして、このポジティブ思考になる方法にはリフレーミングあります。リフレーミングとは、物事を別な角度から見ることです。
コップに半分の水がある場合「コップに半分しか水がない」と思うことも「コップに半分も水がある」と思うこともできるのです。
このリフレーミングをつかって結果を良い方向に考えるのです、そのことがポジティブ思考になり、そして気にしないというスキルを身につけることになるのです。
まとめ
- 就活では、気にしないことがとても大切です。
- 気にしないためには、ポジティブ思考になることです。
- リフレーミングを身につけて、物事を前向きに捉えることです。