就活中はどうしてもマイナス思考になったり、モチベーションが落ちてしまうこともあります。その時に考えて欲しいことは、就職して何をしたいのか何を得たいのかということであり、就職をゴールとせずポジティブに就活をすることです。
マイナス思考
就活してすぐ内定をもらえる人もいますが、やはり、就活というのは時間がかかるものです。就活中は、いつまで無職の期間が続くのか、そもそも自分を雇ってくれる会社などあるのか、そんなマイナス思考に陥りがちです。
この事は、健常者も障害者も関係はありません。また、ジョブホッパーと呼ばれる転職回数の多い人でも同じで、皆さん就活中はマイナス思考になりやすいのです。
白か黒か
就職という目標に向かってのスモールステップもなく、採用か不採用かの白か黒かだけですので、不採用を立て続けに受け取ったりしては、はっきり言って心が折れますし、明るい未来は全然描けません。
こんなネガティブ思考に陥りやすい就活をポジティブ思考にするには、就職したら○○する、そんな目標を持つことです。目標といったら大げさかもしれませんが、就活中にできなかったこと、我慢していたことをするということで構わないのです。
就職の先
例えば、就職することによって定期収入を得ることができたら、欲しいものを買う、前から通いたかったスクールに通う、そして、恋人を作るでも構いませんし、もちろん、仕事でバリバリ頑張るでも結構です。
とにかく、就職をゴールとするのではなく、就職した先である働いてからをゴールにするのです。単に就職するだけの目標では、モチベーションの継続は難しいでしょう。就職とは別のこれらの具体的な目標を持つことで、より就活に身が入りモチベーションも高まります。
就活の最終目標
そして、忘れてはならないことは就活のゴール、最終目標というのは、採用されることではなく、採用され長く働き続けること、すなわち長期継続就労ということです。
メンタル疾患者や発達障害者の職場定着率の低さから、この長期継続就労というのはなかなか難しいですが、支援者や職場の上司、仲間の協力を得て働き続けることです。
まとめ
- 就職をゴールとしないことです。
- 就活中はどうしてもネガティブになりやすいです。
- 就職してからの目標を思い描き、就活中をポジティブにします。