複数の希望する応募先があり、どれを第一志望にしていいのか悩んだり、複数の内定を頂いてどの会社へ就職していいかわからない人もいます。しかし、そのような時には給与の高い方、つまりお金を基準に選ぶという選択も決して間違いではありません。
働いてみないとわからない
仮に複数の応募先の中でどれを第一希望にしていいのかわからない、また、複数社から内定をいただき、どこを選んでいいのかわからない、このような悩みを抱く人もいるかもしれません。
ちなみに、このような複数社を比較した場合に、真っ先に注目するところというのが、自分が一番気にしているポイントであり、こだわりポイントになります。
障害者就労の仕事内容というのは、職種が同じであればどこの会社もやることは大して変わりはなく、結局のところ、実際に働いて仕事に従事しないとわかりません。求人情報の仕事欄を見たり面接で話しを聞いただけでは、あまりよくわからないことです。
他の要因として通勤時間や勤務時間に大差がないような条件で迷っているのであれば、迷わず高賃金の就職先へ進む、または第一志望とするのが正解です。
長期継続就労の一つの指標
それは、なぜかというとメンタル疾患者に限らず健常者含め、退職理由のトップにあるのは人間関係です。この人間関係は入社してある程度働いてみないとわからないことです。
働いてみて、人間関係で何かあった場合に、会社を辞めてしまおうかなと迷ったとします。その時に、最低賃金で働いているのと高賃金で働いているのでは、我慢の度合い、すなわち長期継続就労につながるかが全く変わってきます。
他の要因も確かにあるが
最低賃金ならば、別にこの会社で我慢する理由はないという結論に至ってしまうことが考えられますが、高賃金であれば、他にこんな待遇のところはないし、とりあえず我慢しようという結論になる可能性があります。
もちろん応募段階である程度わかる、具体的な仕事内容、通勤時間、勤務時間、年間休日日数などの要因を無視することができないのも確かです。もし、同じような仕事内容と待遇で、高賃金と低賃金で迷ったなら、高賃金へ進んだ方が間違いない選択ではないかと考えています。
経験値
しかし、これが若年層となると高賃金だけで判断するのもどうかと思います。メンタル疾患者や発達障害者は転職回数が多く、若年層の人が高賃金待遇で働いていたとしても、退職することを考えておくことも賢明です。
ここで検討しておいた方がいいのは、転職しやすいスキルを得られる働きができる職場を選ぶこと、すなわち経験という資産、多くの経験値を稼げる職場を選ぶということです。
なぜ、若年層に限ったことかというと、歳をとるにつれて新しい知識を得るのが精神的にも頭脳的にも難しくなるからです。ただし、間違って将来性のない経験値を積むのではなく、転職に有利な経験値を積むことです。年収を下げてでも経験を買いに行った方が良いということも大事な考え方です。
まとめ
- 障害者就労の仕事というのは、どこも対して変わらないことが多いです。
- 就職先で悩むのであれば高賃金へ進むことです。
- 嫌なことがあっても、高賃金であれば我慢できる可能性があります。