一般枠へ障害をオープンにする!配慮と待遇を得る就活方法!

障害者求人ではない、一般枠へ障害をオープンにして就職活動をする方法があります。簡単に言ってしまうと、一般枠求人へ障害者であることを開示する就職活動ですが、重要なのは障害を開示するタイミングです。このことについてお伝えします。

目次

障害開示のタイミング

この一般枠へ障害をオープンにする働き方への応募において、応募先に障害を伝えるタイミングは、3パターンあり一つ目は応募連絡の際、二つ目は応募書類に記載する、そして三つ目が面接の段階で直接伝えることです。

どのパターンが良いかは一概には言えませんが、応募連絡の際に伝えるパターンは、その場ですぐ結果がわかるので、ダメな場合は応募書類作成や面接などの労力や時間を省くことができます。

どのパターンが良いのか

応募書類に記載するパターンについては、障害者であることや障害についての説明をダイレクトにしなくて済むメリットがありますが、採用担当者が直接、応募者の人柄や人間性を見ずに「障害者か」と思ってしまい、障害者のネガティブイメージを強く与えてしまうデメリットがあります。

そして、面接の段階で伝えるパターンとしては、採用担当者に障害者であること以外のことも伝えることができ、そのことにより障害があっても充分うちの仕事でやっていけそうだなと思われることはあります。

しかし、障害のことを伝えたことによって、やっぱり障害者は…。という結果になることもあり得え、それならば応募の段階で障害のことを伝えておけばよかったとなります。

ベストなパターン

では、一般枠へ障害をオープンにする働き方を選ぶ際にどのパターンを選べば良いのかというと、ボクは、面接の段階で障害を伝えることが多いです。

その理由としては、採用には大きく書類選考と面接がありますが、ボクはどちらが得意かというと、短期離職を繰り返していることが伝わってしまう応募書類だけで判断される書類選考は苦手であり、幾度となく行っている面接の方がまだ得意ではあります。

まずは、ボクと会ってほしい、会ってボクの話しを聞いて、過去の短期離職を繰り返したボクではなく、今の熱意のあるボクを見て判断してほしいという気持ちがあるのです。

そして、面接で出来る限りのことをしてから、障害についてを伝えたいと考えています。応募書類の段階で短期離職を繰り返している過去と障、害者ということを伝えてしまうと採用される可能性があまりにも少ないのです。

障害の伝え方

実際に障害を伝える際には、相手は障害についての知識が全くないと想定して伝えます。そのため、専門用語は控えて、一般的な名称やわかりやすい言葉を使って伝えるのです。

例えば、自閉症スペクトラムやADHDと診断されていてもざっくり発達障害とし、適応障害はうつ病の軽い状態、合理的配慮や支援は働く上で会社にしてもらいことという感じで伝えます。

詳しく聞かれたら、仕事をする上でパニックになったりせず、ここ何年間はとても元気であり仕事を休むことがないことなどを伝えます。また、事前に障害に精通していない人でもわかる、自分の障害説明書みたいなものを持参して面接で渡すのも効果的です。

小規模な応募先

この障害説明書を作成するコツは、自分の障害がわかりやすく記載されている本を参考にすると良いでしょう。障害者を雇用することによる助成金が会社側のメリットとしてありますが、このことは伝える必要はなく、採用されてから伝えれば良いです。会社側は一時的なお金が欲しいのではなく、貢献してくれる人材が欲しいのです。

また、一つの注意点としては、そもそもこの一般枠へ障害をオープンにする方法は、元々障害者雇用をおこなっているような大規模な応募先ではなく、小規模な応募先で有効とされることが多いです。大規模の応募先の場合、障害者を雇用するなら障害者枠で雇用しようという考えがあるからです。

まとめ

  • 障害者が一般枠へ障害をオープンにする働き方があります。
  • 障害を開示するタイミングは面接の時です。
  • 自分の障害についてわかりやすく書いた障害説明書を持参します。
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