前職は管理職やリーダー職だったけど、体調を崩して障害者雇用の一従業員として働くことになる。このケースはよくあります。この場合、元管理職やリーダー職の人の就活の方法とは、プライドを捨て人の上に立つ経験によってどのように成長したのかを伝えます。
管理職経験は伝える
障害者雇用において、前職が管理職であった、リーダー的立場だったとかはあまり関係ありませんが、そのような経験がマイナスに働くこともありません。そのため、過去に管理的立場での就業経験があれば、伝えて加点を狙って間違いではありません。
中には、元管理職というのは自分のやり方に固執している、上司に対してこうあるべきだという理想像を持っていることもあり、扱いにくい存在と思われることもありますが、素直さを持ってこれから新しい環境で一から始めることを意識します。
自分や周囲の変化
では、管理的立場やそのよう経験がなくても、誰かに何かを教える立場であった、指示する立場であった場合のアピールの方法ですが、伝え方のポイントとしては、何かを教えたことによって相手はどう変わり自分はどう成長したのかです。
そして職場や就労移行支援事業所での出来事であれば、周囲はどうなったのかなどを伝えます。それには自分だけの力ではなく、自分の上の立場の人の支援があればその事も伝え、管理的立場で人に何かを教えた経験が応募先でどのように貢献できるかも重要であります。
プライドは捨てる
注意しなければならないことは、過去にどれだけ立派な経歴があっても、これからの職場では、全く一から仕事を始めていくケースが多く、以前、管理的立場だったというプライドは捨てた方が良いことです。
新しい職場では自分よりも10も20も年下の人がリーダー職ということもあり、社会経験の豊富な人から見たら、そのリーダーに対して頼りなさや物足りなさを感じるかもしれませんが、求められたら、リーダーに手助けやアドバイスができる人材として活躍するのです。
まとめ
- 管理的立場の経験は決してマイナスではありません。
- 管理的立場のアピール方法は、周囲や自分がどう成長したかを伝えます。
- 元管理的立場のプライドは絶対に捨てることです。