障害者雇用で働くということは、一般健常者が送ることができる高収入の生活を諦めるということでもあります。その反面、仕事に束縛される時間は少なくなります。そこで、障害者雇用で働くのであればプライベートを充実させることが大切です。
障害者雇用のフィールド
障害者でもついこの前まで健常者として生きていた人もたくさんいて、社会で活躍していた人もたくさんいます。そのような人たちが、その感覚のまま障害者雇用の求職活動をすると必ず失敗します。
それは、健常者が働くフィールドと障害者が働くフィールドは全く違うからで、障害者として求職活動するには、その障害者雇用のフィールドを知ることが大切です。
障害者の世界
具体的にまず何をするのかというと、ハローワークやインターネットで障害者求人を見ることです。先日まで年収400万、500万、600万レベルであった自分なので、障害者求人でもそれくらいはもらえる、管理職経験を買われて管理職待遇で採用されると思ったら間違いで、今までがどうであろうと、賃金は最低賃金ベースで考え、与えられる仕事は単純単調な仕事であり、イメージとしては仕事ではなく作業です。
このことをどれだけ早く受け入れることができるかによって再就職の期間は短くなり、早い話、高望みをしていではダメと言うことであり、障害者としての自分の置かれている状況を知ることです。
プライベートの充実
また、プライベートがいかに充実しているかも大切です。人生が楽しくなるかを、単純作業が続く仕事に求めるのは難しいことです。そこで、家族や友人との時間を大切にする、趣味を楽しむといったことがないとメリハリのない人生になってしまいます。
簡単にいってしまうと、ワークライフバランス、仕事と生活の調和ができているかが大切なのです。そこで、応募書類には趣味の欄を設けてプライベートではどんなことをしているのかを記載し、面接においても伝えらえるようにしておくことです。
お金だけではない
ある程度の年収を超えると、その後年収が上がっても幸福度は上がらないとの結果もあります。人生はお金と仕事だけでは決してありません。
人生という限りある時間を有意義に過ごすかによって幸せになるかそうでないかが変わってきます。これは健常者であろうと障害者であろうと変わらないことです。
まとめ
- 障害者と健常者では働く環境、働く世界は全く違います。
- プライベートの充実が長期継続就労につながります。
- 人生はお金だけではないのです。