新卒採用において学歴は重要ですが、中途採用の障害者雇用において学歴はあまり関わってはきません。学歴よりも障害の需要やコミュニケーション能力など重要なことはあります。しかし、学歴があればそれだけ就活も優位に運ぶこともあり得ます。
新卒と一般枠中途
一般の新卒採用であれば学歴を重視する企業は多くありますが、中途がメインである、障害者雇用の場合はどうなのかという疑問があります。正直、学歴については、応募先が求める必要な学歴を満たしていれば問題はありません。
一般枠の中途採用においても求める学歴さへクリアしていれば、重視されるのは学歴よりも即戦力になれるかどうかになってきます。ただし、いずれにせよ、応募先が求める学歴を満たしていることが条件になります。
高学歴から伝わること
では、応募先が求める学歴を満たしていれば、学歴の高い低いは関係ないのかというとそうではなく、高学歴から伝わることがあります。高学歴の人というのは、学歴が低い人よりも、単純に多くの時間を遊びや好きなことではなく、勉強に費やしてきたはずです。
遊ぶ時間を割いて好きでもない勉強をやり続けた結果、それなりの学歴を手に入れたということになります。仕事の多くはつまらないことでありますが、このつまらないことに対して長時間向き合えるか、その判断基準の一つを過去の経歴の中から採用担当者は見ています。その一つの要因になるのが学歴なのです。
学歴がなくてもカバー
結果、学歴が高い方が、それだけ嫌なことに対して向き合うことができるのか、結果を出すことができるのか、などがわかるのです。また、高学歴者であれば、採用担当者の目に止まる可能性があります。実際、みなさんも聞いたことない大学を卒業した人よりも、東大、京大などを卒業した人に対しては、良い意味での驚きがあるはずです。
社会に出てから通信制の大学へ進むなどして、学歴を変えるのは結構大変なことですが、コミュニケーション能力や障害の受容など大切な要因もあります。また、社会に出てから資格を取得することで、勉強の大切さを理解しそれを実行したと伝えることもでき、学歴に自信がなくても他の面でカバーできる事はあります。
まとめ
- 応募先が求める学歴を満たしていることは必須です。
- 学歴が高い人の方が、低い人よりも有利ということはあります。
- 社会に出てからでも、学歴面をカバーすることはできます。