障害者のキャリア!自分の経歴を棚卸しすれば見つかります!

就活においてキャリアを考え時に、外国語が堪能であったりマネジメント能力が優れていたり、立派な資格を取得しているなどになりますが、障害者就労の場合には、長期継続就労も立派なキャリアとなります。このように、思わぬことがキャリアになります。

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過去の棚卸し

キャリアとは、仕事においての経歴や経験です。営業職や企画職などの結果がはっきり出る仕事や、専門職で数年勤め上げていればキャリアは明確ですが、障害者就労の多くが、単純労働や単調な作業のためキャリアを積むことが難しく、自分の過去を振り返ってキャリアの棚卸しをすることが難しい人が多くいます。

棚卸しができないと、職務経歴書にもその会社で仕事内容の詳細や貢献できたこと、実績などをどうやって書いたらいいかわからなくなります。

モニタリング

そのような時には、支援者や協力者にどんなことをしてきたのかモニタリングしてもらいます。

話してみると就労継続支援A型事業所で封入作業だけを1年経験した中でも、効率化の為にアイデアを出したことや、数量と時間をデータ化したことにより毎日の完成予定数が明確になったなどの経験をしており、キャリアと呼べるものが見えてきます。

立派でなくても

それ以外にも、安定した勤怠だった、メンタル面の不調ときちんと向き合うことができたなどの採用担当者が気にする、長続きできるかという面にどう向き合ってきたかも障害者雇用の場面では一つのキャリアと言えるでしょう。

派手な仕事だけでなく地味な仕事やどうやって働いたかの中からでも探せばキャリアはあるのです。自分には人に言えるような立派なキャリアと呼べるものはないと思っていても、決して、そんなことはなく棚卸しをすることで、何かが見つかるものです。

ベストマッチを探す

例え見つけたものが地味なものであっても、それが、応募先が求めるもの、応募先と自分の接点であれば、ベストマッチと言えます。

これらの自己分析をすることで重要なのは、自己分析とは単なる自分探しで終わりにしないことです。やりこめばキリの無い作業が自己分析になりますが、必ず応募先が求める自分のキャリアを見つけることが求められます。

まとめ

  • キャリアとは、仕事においての経歴や経験のことです。
  • 自分のキャリアがわからないときには、モニタリングをしてもらう。
  • 地味であっても、キャリアと呼べるものはあります。
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