内定をもらっても本当にこの会社で良いのかと悩んでしまう慎重な人もいます。しかし、この悩みというのは採用する側からすれば、単に優柔不断だと判断されてしまいます。優柔不断にならないように事前に自分の出来ることを明確にしておくことです。
悩んで当然
多くの就活というのは、自分の将来のことであり人生を決めるとこでもあります。そうなると当然、迷いや悩みは生まれ、一度決めたことをためらったり気が変わることもあります。しかし、就活においてこれらの迷い、すなわち優柔不断はないようにしてもらいたいのが採用側の本音です。
例えばどんな優柔不断があるかというと、一度決めた面接日や入社日を後から変更することです。この程度ならばスケジュール調整ですみますが、中には内定を頂き、初出社日に辞退を申し出るケースもあります。
採用担当者は嫌う
このことに関しては、採用側は青天の霹靂(へきれき)としか言いようがありません。やむにやまれない事情であるならばいたしかたなくはありますが、出来るだけこのようなことはないようにすることです。
ちなみに、採用担当者が嫌がる応募者には、面接をすっぽかすという社会人としても問題行動、最初から自分の権利を取りに来るタイプ、そして、迷いながら面接に来るタイプとのことです。
就活においては、ある程度の迷いがあってもしょうがないことではありますが、面接を終えた段階では入社に対する迷いはないと伝えられるようにすることです。
優柔不断
では、なぜ優柔不断になってしまうのかというと、自分のできることが明確でないからです。
明確であれば優柔不断はないのですが、全て就活者はそうではなく突然出た求人に対して、この仕事なら自分にできる、この仕事なら自分の希望の条件を満たしている、という求人に対しての第一印象で応募する人もいます。それは悪いことではないのですが、そのような人の中には、話しが進むにつれて、やっぱり…と、気持ちが変わる人がいるのです。
出来ることを明確に
では、優柔不断にならないためにはどうすれば良いのかというと、日頃から自分の出来ることなどを決めておくことです。もしくは、迷ったらとりあえずやってみる。やって無理ならまた他の仕事を探せば良いのだと軽く考えることです。
仕事は、長続きするに越したことはありませんが、そのことを強く意識しすぎるあまりに応募できる仕事がない、応募に躊躇(ちゅうちょ)してしまうのであるのも非常に問題です。
試し応募したら採用され、不安はあったがとりあえず働いているうちに長続きしているというケースもあるのです。優柔不断をする位ならば、とりあえずやってみれば良いのです。
そして、就活に限らず人生においても同じことが言えますが、悩んだり迷った場合には、自分の尊敬する人だったらどうするかを考えてみることです。いっそのこと尊敬する人に相談しても構いません。自分一人で悩みを抱えず、困った時には誰かに相談することはとても大切なことです。
まとめ
- 優柔不断は、応募先会社に対して迷惑がかかるのでないようにします。
- 優柔不断にならないためにも、自分の出来ることを明確にすることです。
- 採用後に入社を迷うなら、とりあえず働いてみることです。