バックグラウンドチェックとは採用調査、雇用調査とも呼ばれるもので、採用後や採用選考時に応募者の過去の経歴に虚偽や問題がないかを調査をすることです。このバックグラウンドチェックは障害者雇用でもあるため、間違って職歴に虚偽があってはいけません。
嘘は絶対にダメ
メンタル疾患者や発達障害者の経歴というのは、働いた経験がない、ブランク期間が長く多い、そしてジョブホッパーと呼ばれる職をいくつも転々としているようなものが目立ちます。そのため就活において、自分の経歴に自信が持てずについついちょっとした詐称をしてしまう人もいます。
しかし、このちょっとした詐称であってもバックグラウンドチェックをすることによって必ずと発覚してしまい、最悪、内定取り消しになることもあります。
バックグラウンドチェック
このバックグラウンドチェックとは、専門調査会社が行うもので、どのように調査をするのかについては、ボクはわかりませんが、社会保険の加入歴などから調べているのではないかと考えています。調査方法は、応募者へ直接、経歴を尋ねてそれが調査結果と照らし合わせて間違いがないかを確認します。仮に、大きな間違いがあれば内定取り消しになることもあり得ます。
応募する前に事前にこのバックグランドチェックをすることがわかっているのであれば、応募者は皆、自分の職歴を正直に伝えますが、採用されてからバックグラウンドチェックを行うことを伝える企業もあり、この場合には詐称した人は手遅れであります。
ボクのケース
ボクがバックグラウンドチェックで調査されたのは、過去の職歴だけではありません。自己破産や個人民事再生の有無、刑罰歴なども調査されました。ボクは正直に申告し問題なく採用されました。また、数多くある職歴については、短い職歴は応募書類に記載せず、面接で聞かれたら答えるスタイルをとり、在籍期間を伸ばして伝えるようなこともしなかったので問題なく採用されました。
バックグラウンドチェックの存在がある以上、就活においては絶対に嘘偽りがないようにすることをお勧めします。
嘘はつかない
お伝えしたように嘘をついてもバックグラウンドチェックによって嘘が発覚することがあります。しかし、たとえ嘘が発覚しなかったとしても、嘘をついて入社できた会社で自分の力が発揮できるのか、期待に答えることができるのか、プレッシャーに押しつぶされないか、そして楽しく元気に長期継続就労ができるか、これらのこと考えることです。
嘘をついて入社し長続きできる人もいるかもしれません、ただし、メンタルが弱く小さなことを気にする人が多い、精神・発達障害者はやはり正直さを持って応募し自信を持って就労を続けることが大事ではないでしょうか。
まとめ
- バックグラウンドチェックとは、応募者や採用者の過去の調査です。
- バックグラウンドチェックで問題があれば内定取り消しもあり得ます。
- 就活においては絶対に嘘偽りがないようにすることです。