自己PRで伝えることは大きく3つあります。どんな仕事ができるのか、応募先への貢献、そして自ら課題を見つけて取り組むことができるのかです。障害者雇用面接で聞かれることはあまりありませんが、応募書類に記載することで加点に繋がることもあります。
キャリアをアピール
障害者雇用面接で自己PRを伝えることはあまりませんが、応募書類に記載してアピールすることはテクニックとしてプラスになります。
応募先がなぜ自己PRを質問するのかというと、応募者に対して、あなたは何をやってきたのか、あなたは何ができるのか、そして、あなたはうちに入社してこれから何がしたいのかということです。
このことを踏まえて自己PRで伝えることは、まずは、応募職種あった自分のキャリアをアピールすることです。
できること
わかりやすくいうと、実務経験がありこんなことができます、こんなことを得意としております、そしてこれらの経歴や得意とすることを活かしてこんなことをしてみたいです、と伝え、積極的にこんな仕事ができますよと伝えていくことが必要です。
ここで注意をして欲しいのは、自己PRという自分をアピールすることに対して、ついつい自分の輝かしい功績を伝えたくなりますが、採用担当者が知りたいのは、どんなことをしてきたのかという具体的行動です。
自分ではあまりわからないことですが、自分の周りで皆が当たり前にこなしていることや、自分はやって当然、出来て当然と思って謙遜したり、軽視していることが採用の場面では大きな自己PRになることもあります。
応募先に対して
二つ目に自己PRで伝えることは、応募先に対して何ができるのか、どんな活躍ができ貢献ができるのかです。もっと掘り下げていうならば、なぜ応募先に入りたいのか、応募先で何がしたいのか、応募先で働くことによって自分はどうなりたいのか、このことを伝えることができると採用担当者にも応募者の意欲が伝わります。
典型的に採用担当者に嫌われるタイプというのが、入ることを目的としてしまっているケースです。このケースですと、応募先との絡みが全く伝わらなくなり、応募先をどうしたいのか、応募先で何がしたいのか、採用されたら応募者はどうなりたいのか、何をしたいのかが全く見えないのです。
尖った野望や歓迎されませんが、応募者は、5年後、10年後どうなっていたいのか、それくらいのスパンを見据えておく必要があります。
課題に取り組む
最後の三つ目としては、課題を自ら見つけて課題に取り組むことができるかです。過去の経歴の中で、どのような課題を見つけて積極的にどう取り組んだかがあると自己PRは強固なものとなります。
自己PRというと自己紹介と混同しやすく、何を伝えていいのかわからない人もいるかもしれませんが、簡単にまとめてしまうと、仕事でできること、応募先に入ってどうなりたいのか、そして、課題を見つけて取り組むことができること、この三つを伝えることです。
まとめ
- 自己PRで伝えることは、どんな仕事ができるのかという自分のアピールです。
- 自己PRで伝えることは、応募先への貢献と入って自分はどうなりたいかです。
- 自己PRで伝えることは、課題を見つけて取り組むことができることです。