面接では、どんな人が苦手なのかを聞かれることがあります。つまり、どんな人がいたら働きにくいかです。この時にあれもこれもダメですという回答をするのはNGであり、苦手なタイプは一つに絞り、かつ相手の良いところにも着目していることを伝えます。
苦手な人は誰でもいる
職場には、考え方や仕事に対する意識の違う多くの人が集まります。当然、その中には自分と合わない人がいることもあり、このことは面接で聞かれる可能性があります。具体的には「あなたの苦手な人はどんな人ですか」と質問されるのです。
その際には「特に苦手な人はいません」と答えて良い子ちゃんを演じることができれば満点なのかと言えばそれは違います。なぜかというと、苦手なタイプがいないと言う人はそうそういないからです。
そして、質問の意味することは、これから働く会社の中に、どんな人がいたら働きにくいのかを聞き出す質問なのです。
仕事をする上で
では、なんと答えれば良いかと言うと、例えば「すぐに感情的になる人です」と答えます。理由を聞かれたら
「私は障害特性から、相手の言ったことを全て正面から受け止めてしまい、強く叱責された場合には、非常に落ち込んでしまうからです」
と答えるのです。
ここでのポイントとしては、明らかに会社という共同で働く場面において、このような人は誰もが苦手とするタイプを選ぶことです。
苦手なタイプは一つ
そして、苦手なタイプがあれこれあるというのは、単にその人の対人能力の無さを示すことになるので、苦手なタイプは一つだけにして、かつ、その人の苦手な部分だけに焦点を当てずに良いところにもきちんと着目していることを伝えます。
例えば
「前職で、仕事熱心で学ぶべき所の多い方はいましたが、融通が効かないところが、一緒に働く上で苦手でした」
と答えます。
以前のボクの失敗例
ちなみに、以前にボクが、特例子会社の面接でこの質問の答えとして、コミュニケーションが取りにくい人と答えたのですが、面接担当者は難しい顔をしていました。どういうことかというと、障害者の中にはコミュニケーションが苦手な人が多く、中には挨拶すらしない人もいるとのことです。
すなわち、ボクの苦手なタイプの方がその特例子会社にはいるということなので、働くのは難しいという結果になりました。
また、発達障害者はコミュニケーションが苦手と言われております。そのことから、発達障害者である自分のことを棚にあげて、他人の欠点に目を向けているとも受け止められた可能性はあります。その職場のことについて、よく考えてから答えることが求められます。
まとめ
- 面接では、どんな人が苦手なのかを聞かれます。
- こんな人とは、一緒に働くと仕事がしにくいというタイプを答えます。
- その職場職場の色や雰囲気、そして環境をよく考えてから答える。