就活においては、熱意を伝えアピールすることが大切ですが、この熱意に対してきちんと裏付けのある熱意を伝えることが求められます。裏付けがないとは、単にやりたいという思いということになり、これでは面接担当者の心を響かせることはできません。
なんでもやります
面接で強く熱意を伝えるつもりで、なんでもやります、なんでもできます、という言葉がありますが、これは言わない方がいい言葉です。なんでもやるということは、なんでも出来るということでもあり、そもそもですがなんでも出来る人は少なく、また、なんでもやると言いつつ、本当になんでもやる人も少ないのです。
仮に面接担当者から多くの仕事を説明されて「うちはなんでもやってくれる人が欲しいのだけど」と言われるのであれば、それには前向きに応えるべきです。
得意なことを伝える
伝えるならば
「得意なことは〇〇です」
という言い方ですが、希望の仕事として選択肢の中でやりたいことがあれば、
「私は〇〇をやりたいです」
と熱意を持って伝えることです。面接官としても熱意や目的意識がはっきりしている人の方が、向上意欲が高いと判断してくれます。
また、営業職の求人に対して企画職を希望したり、経理をやりたいと言う割には簿記の知識が全くない場合など、いくら熱意を持っても無理であり、後者の場合は特に口だけと判断されてしまい、熱意の裏付けである熱意を証明するモノは必要ということです。
謙虚さは程々
中にはついつい謙遜してしまう、自信がないなど熱意を伝えることが苦手な人もいます。謙虚さも必要ではありますが、やはり、ここぞというタイミングでは自信を持って熱意を伝えることが大切で、そのためにも普段から積極性を持って行動することも必要であります。
謙虚さもときには必要ですが、面接の場においては熱意が必要になることがありますので、重要な場面においては、裏付けのある熱意の伝え方をすることです。
まとめ
- 具体性のある熱意や目的意識を持つことです。
- 熱意には、その裏付けとなる根拠が必要です。
- 謙虚は美徳とされるが、謙虚さだけではダメです。