面接においては、応募者の得意とする強みと苦手とする弱みを聞かれることがあります。誰にだって強みと弱みはあるものであり、「弱みはありません」と答えるのは間違っています。そして、この強みと弱みは仕事についてのことを伝えるのです。
強みと弱み
メンタル疾患者や発達障害者には、自分の弱みはすごくたくさんわかるけれども、強みとなると何もないと思う人もいます。自分の自信のなさからこのように思ってしまうのかもしれません。
強みというのは何かというと、誰かから褒められた部分、人に認められた部分になります。そのため、明るいとか、挨拶がしっかりできる、真面目など本当にこんなことが強みと言えるのかと思えることでも構わないのです。
そして、長所、短所にも同じことが言えますが、弱みや短所に対しては補うためにどうしているかが大切になってきます。
仕事の中から
まず、理解してもらいたことは、強みと弱みを話す時は、今回の募集ポジションや仕事に合わせたものや働く上で関係のあることを話します。例えば、事務職の応募の場合は、強みをパソコンタイピングのスピードとし、弱みはコミュニケーションとするということです。
そして、面接担当者が「あなたの強みを話して下さい」と言われた時にはあくまで強みだけ話しましょう、弱みを話す必要はありません。職務経験がなければ、普段の生活の中で強みを探すしかありませんが、できれば長続きできた事柄がベストです。
長続きを求めている
なぜかと言うと、面接担当者が一番求めるのは、長続きできる人材だからです。なので、この継続性や持続性というキーワードは障害者求人の多くで必要とされるスキルです。
弱みについては、今後、働く上で足りないスキル、例えばパソコンが苦手、コミュニケーションが苦手などを伝え、それとどのように向き合うかを伝えるかがポイントになります。つまり、弱みを聞かれたら弱みだけを伝えてはダメということです。
弱みは克服
簡単な例としては、
「弱みとしては、パソコンのエクセルですが、暇な時間に独学をして克服しております。」
です。弱みを弱みとして向き合わないのかではなく、どう向き合って克服しているのかが重要なポイントになります。
この強みと弱みについては、障害者面接においてあまり聞かれる事のない質問ではありますが、弱みや苦手なことを聞かれたら、必ず、どう向き合って克服してるのかを伝えることです。
まとめ
- 強みと弱みは、募集ポジションに合ったものを答えます。
- 強みを聞かれた場合のキーワードは、継続性や持続性です。
- 弱みについては、必ずどう工夫し克服しているのかを伝えます。