多くの面接では、一番初めに自己紹介をします。この自己紹介ではどんなことを伝えれば良いのかと悩まれる方もいますが、流れとしては、初めの挨拶、自分の名前、障害について、職務経歴、以前の実績や貢献したこと、終わりの挨拶です。
自己紹介
面接において、最初に聞かれることの多くは自己紹介であり、それだけに応募者を大きく印象づけるので、好印象を与えたいポイントではあります。自己紹介で何を話せばいいのかというと、応募先で強みになる職務経歴を簡潔に伝えることです。仕事に関係のない、趣味やプライベートのことは伝える必要はなく、面接担当者が知りたいことは、働く上でのあなたことなのです。色々なケースがあると思いますが、その流れを簡単にお伝えすると以下のようになります。
- 初めの挨拶
- 自分の名前
- 障害について
- 職務経歴
- 以前の実績や貢献したこと
- 終わりの挨拶
ちなみに一般枠であると、挨拶、会社や前職の説明、部門の説明、主な仕事の要約を説明、PRキーワードの掘り下げ説明、しめくくり、という具合です。
挨拶と障害について
初めの挨拶は、「本日は、貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございます。」と伝えた後に自分おフルネームを伝えてから「よろしくお願い致します。」と伝えます。終わりの挨拶は「以上です、ありがとうございました。」と簡潔に伝えましょう。
障害のことについてですが、必ず後ほど障害についての自己理解や必要な合理的配慮などについて聞かれるので、自己紹介の段階では、障害と診断されていることと具体的な障害名を伝える程度で構いません。
職務経歴と以前の実績や貢献したこと
職歴が多数ある人の場合は全ての仕事ではなくて、今回応募する職種に関係する職種のことを伝えます。例えば、一般事務職の応募である場合に、前職は清掃職だったが前々職は事務職であるならば、前々職の事務職のことを主に伝え、重要なのが採用担当者が興味を抱きそうな経歴を話すことです。また、職歴が全くない人は、そのブランク期間はどのようなことをして過ごしてきたのかを簡潔に伝えるのです。
ちなみに自己紹介に似た項目として自己PRというのがあります。自己PRとは、自分をアピールすることであり、長所やどんな経験をしたことによってこんな貢献ができますということになります。
時間
失敗傾向としては話す時間が、極端に短い、または長いケースが挙げられるので時間には注意しましょう。面接においてはどんな話であっても1分以内に話終えること、長くても1分ということです。この1分というのは、文字数にして300文字と言われております。
1分ではなくもて、長いもの、たとえば今回の自己紹介の場合は2分から3分でも構わないと言われてはいますが、やはり、1分以内にまとめたいところです。その理由は長いよりも短い方が覚えやすいこと、聞く側のことを考えると3分は長いのではないかということです。
聞いていない
ここまでお伝えしていうのもなんですが、実は、採用担当者は応募者の自己紹介の内容をあまり聞いていないことがあります。事前の応募書類ですでに知っているからです。
そして、応募者が自己紹介を話しているあいだに、採用担当者は、挨拶、イスの座り方、仕草などの全身から発せられる印象をチェックしていることが多いそうです。
まとめ
- 面接で聞かれる自己紹介とは、応募者の職歴ということです。
- 障害については、詳しく説明する必要はありません。
- 自己紹介と自己PRは別です。