仕事を辞める際に、自分で勝手に「辞めます」というのは社会人としてNGとされており、前職を誰にも相談せずに辞めたということを面接担当者は良く思いません。退職するということ自分一人の問題ではないので、必ず職場の人や支援者に相談することです。
退職理由は必ず聞かれる
面接では、必ずといって良いほど前職の退職理由を聞かれます。その時に面接担当者が気にすることは、その退職理由は、前職では解決できなかったのかです。
例えば、仕事にやりがいがなかったから、上司との人間関係が上手く築けなく仕事がやりにくかった、また、極端なことを言えばハラスメントの被害を受けたでも構いません。どんな理由であっても、それを解決する努力や行動はしなかったのかを面接担当者が気にするポイントです。具体的には、辞める前に誰かに相談したのかを知りたいのです。
何かあれば相談する
なぜかというと、職場でなにか問題があった場合には、会社としては、まず上司に相談してほしくそれが無理であるならば、他の人間や定着支援員に相談してほしいのです。
そのため、前職を辞めた理由を伝えれば、面接担当者からは、「それに対してアナタは何かしましたか」と聞いてくる可能性もあります。
仮に、相談したり何かしらの行動をとっても上手くいかなかったのであれば、それは仕方ないことです。しかし、そのようなことをせず安易に辞めてしまったのであれば、面接担当者は、この応募者は何かあればすぐに辞めてしまう、勝手に辞めてしまう人だと判断し、採用は難しくなります。
相談しなかった
では、何もせず安易に辞めてしまった場合には、どう伝えれば良いのかというとポイントは二つあり、一つは、当時の自分は非常に未熟であり、安易に退職してしまったことに対して非常に反省していることを伝えます。
そして二つ目は、以前との自分は違うこと、具体的には定着支援員を付けたことや、相談相手を見つけて何かあった際には相談できる環境であることを伝えます。これは、前職では定着支援員をつけていなかったが、現在はつけていることが前提となります。
仮に前職でも定着支援員をつけていた場合はどう説明するのかというと、定着支援員とうまく連携をとることができなかったことを理由とするのも一つの方法ではあります。これらの結果、面接担当者は、今度は同じ過ちを犯さないであろうと考えてくれるのです。
まとめ
- 面接担当者は、前職を辞める前に誰かに相談したのかを気にします。
- 前職を安易に辞めたことに対して、反省していることを伝えます。
- 前職を辞めた時と違い、相談者ができていることを伝えます。