一次面接と二次面接で話を変えてはいけません。一次面接での受け答えが問題なかったか二次面接へ進んだ訳であり、変えてしまうと不採用になることが考えられます。二次面接では、もっと良いことを伝えようとか考えずに首尾一貫することが大切です。
同じことを聞かれる
面接が複数回ある採用面接もあります。一般的に最初の面接、一次面接では主に業務遂行能力、知識、技術などがあるのかの現場で通用するかを確認されると言われています。
この複数回ある面接において注意したいことは、一次面接で聞かれたことを、再度、二次面接や最終面接で聞かれることがありますが、その時に話したことを変えないことです。
よくあるのが、一次面接で答えた内容に対して、自分が100点の回答ではなかった場合などに、改めて面接対策をした結果、より良い答えが出来たので二次面接ではそう答えよう、こんなケースです。
極端に話を変えない
例えば、一次面接で退職理由を人間関係と言って雲行きが怪しかったから、二次面接では仕事のやりがいに変えてしまおうという考えですが、実際、人間関係もあったし仕事のやりがいもあったからと言って、発言を変えてしまうような手段はよろしくないです。
なぜいけないのかというと、二次面接に進んだということは、一次面接での受け答えが問題なかったからです。仮に軸がしっかりしており、軸を踏まえて伝える内容がぶれないのであれば、全く問題ありません。
首尾一貫
そして、面接が終わり、落ち着いた段階で、できることならどんなことを聞かれて、どのように答えたのかを思い出してメモにまとめておいて、次の面接対策とするのはとても有効です。
一番大事なことは常に正直に伝えていれば、面接ごとに話しが変わることはないので嘘はつかないようにしましょう。
ただし、一次面接において印象の悪いことを言ってしまったのであれば、二次面接でそのことを変えるのではなく、補う言い方をする程度はした方が良いです。
補い方の具体例
例えば、一次面接で「仕事がきつく辞めてしまいました。」と伝えた結果、面接担当者があまり良い印象を受けていないのであれば、二次面接で「一次面接で伝え忘れたことがありますが、前職は、非常に仕事のボリュームがある中で、後輩への指示もする環境でありオーバーワークでした。その結果、自分の努力も足りませんでしたが退職してしまいました。」と言い訳ではなく、詳細を伝える必要があります。
メンタル疾患者や発達障害者の中には、コミュニケーションが苦手な人もいます。また、面接という過度の緊張感のある中で、自分の思ったことを冷静に正確に伝えるのは大変なことですが、焦らず、カッコつけずに、正直に伝えていくことです。
まとめ
- 二次面接においては、一次面接で伝えた内容を変えないことです。
- 一次面接で話したことを、思い出して二次面接に備えます。
- 一次面接の発言を、補う程度のことは伝えて構いません。