ジョブホッパーや複数転職者にとって職歴を話すのは苦痛であります。就活において転職回数が多いというのはマイナスということです。この職歴を伝えるには、時間をかけずにかつマイナスを伝えにくくすることであり、結論としてはまとめて伝えることです。
職歴は聞かれる
面接において面接担当者は、職歴についてはすでに応募書類で知っているので、あくまで確認や、不明点を明確にする時間になります。
その際に職歴を話す時に一社ずつ長々と伝えていたのでは、非常に時間がかかってしまい、重要な自己PRや志望動機、最後の質問の時間が足りなくなってしまっては問題です。
まとめて伝える
そのため、複数転職者の場合は、「主にA社E社G社では事務職経験を、B社C社D社F社では主に軽作業の経験を、その他の会社は事務補助の経験をしました」と、まとめて伝えることが必要となってきます。
この方法は、まとめた方が一社ずつ伝えるよりも、時間が短く伝えられることがメリットであり、そして面接担当者にわかりやすく伝えられるかがポイントです。いくらまとめて時間短縮できたとしても、それを聞いている面接担当者が理解してくれないのであれば、意味がありません。
メリハリ
そして、応募職種に関係のある職歴のボリュームを増やして、無関係な職歴に関しては簡潔に伝えることも必要です。
むしろ、あまりにも短期間な職歴や応募先職種に無関係な職種、例えば、一般事務の応募の際に数日しか働いていない、倉庫内作業の日雇い派遣などは伝えなくて構いません。
カテゴリ分類
なんでもかんでも正確に伝えていたのでは、時間がなくなってしまうので、このようにカテゴリに分けて伝えた結果、面接担当者が興味を示したことや確認したいことがあれば、質問されるのでその際には細かく伝えることです。
面接担当者は、応募職種に関係のない応募者の職種に対して興味を抱くこともありますが、それに対して不安になることはなく、正直に過去の経歴を伝えて、なぜ今回はこの仕事に応募したのかを伝えれば良いのです。ちなみに、複数転職者が職歴と共に伝える、退職理由においてもこの方法が使えます。
まとめ
- 職歴は事前に応募書類で提示していますが、面接においても聞かれます。
- 応募職種に対して関係性のある経歴のボリュームを増やして伝えます。
- 伝えた職歴のなかで、面接担当者が興味を示した職歴は細かく説明します。