面接が苦手な人は、どうすれば克服できるかという悩みがありますが、一言でいうならばひたすら面接練習をするしかありません。では、どんな面接練習をすればいいのかといいと、日常の色々な場面でいろんなタイプの人と会話をすることです。
日常の会話
具体的な面接練習とは、入社意欲の無い会社へ応募し面接をしてもらうような非常識なことではなく、よく知られているのが、面接の予行練習であり模擬面接です。しかし、もっと日常でできる気軽な練習方法があります。それは、日々の生活の中でいろんな人と会話をする事です。
では、どこでいろんな人と会話をするのかというと、就労移行支援事業所や就労移行支援事業所に通所しているのならばそこの人たちと、プライベートであれば、茶話会や当事者会に参加して参加者と会話をするのです。つまりコミュニケーション訓練は対面コミュニケーションということです。
自分と合わない人
この時に気をつけてほしいのが、自分と合う人だけに限定しないことで、むしろ、話しが合わない人や年代や性別が違う人達とどんどん会話するのです。なぜ、そのような人と会話をするのかと言うと話しが合う人や自分と同じような人とばかり会話をしても、対人スキルが上がらないからです。
意識しながら年上の人と話すことで、正しい敬語が使えるようになり、年下と話すことで上から目線にならずに相手の立場になって話すことができるようになります。
自分と違う考えや年齢の人
学生時代に接客業などでアルバイトした人の中には、早くにこのことを経験しているので、歳の離れた初対面の人と話す上でも変に緊張せず対等な会話ができ、その結果、面接においてどんな面接担当者であっても抵抗が少なく会話ができるのです。
自分と同じレベル、同じ考え方の人とだけ会話をしていれば楽ですが、色んな人と会話することによって刺激になり自己成長にもなります。自分と同じ考え同じ年代の人だけではなく、違う考えの人や年齢の離れた人と会話をすることでコミュニケーション能力が向上し、それが面接上手につながるのです。
まとめ
- 模擬面接などの面接練習をすることが大切です。
- 日々の生活の中で、誰かと会話すること自体が面接練習です。
- いろいろな人と会話をしている人は面接を苦と思いません。