面接の本質はたった2つのことです!自分を伝えることと嘘をつかないことです。いろいろ面接に関することをお伝えはしていますが、この2つの最も大事な根本の性質、いわゆる本質を守ってこそ面接がうまくいくポイント、すなわち土台となります。
本質を忘れる
障害者を採用する場合には、多くの会社は書類選考と面接で採用を決めます。応募者は、その対策として就活本を読み、書類作成では何度も応募書類をブラッシュアップし、面接対策として想定質問の答えを考え模擬面接を行います。
しかし、勉強熱心に面接対策をしている中で、いつの間にか面接そのものの最も大事な根本の性質、すなわち本質を忘れてしまうことがあります。
自分はこんな人です
面接の本質とは、面接担当者による「あなたはどんな人ですか」に対して応募者のあなたが「自分はこんな人です」と伝えることです。その答えによって会社側は、当社に合うのか合わないのかの判断をします。
ここで忘れないでほしいのが、面接は答える場ではなく伝える場ということです。質問に対して単に「はい」「いいえ」ではなく、自分のことをきちんと面接担当者が理解できるように伝えることです。
そして、アピールと称して熱意を何度も話す場ではなく、御社の社風や考えに感銘を受けました、そして貢献したいです、一緒に働きたいですと伝える場なのです。
嘘をつかない
もう一つ、とても大切なことがあります。それは応募書類の作成でも面接でも同じことですが、就活で嘘をついてはいけないということです。採用担当者や面接担当者は何枚もの応募書類を見てきて、何人もの応募者と面接をしています。
その為、メンタル疾患者や発達障害者でありながら、あまりにも立派すぎる経歴というのは、どこか違和感を感じることがあります。また、実際に会って話しをしてみた応募者の人物像と応募書類が、あまりにもかけ離れていることを感じることもあります。
嘘は見破られる
例えば、転職回数が非常に少なく長期継続就労が目立つ中、前職だけ極端に短い職歴になっている。豊富なキャリアがあるのに、その経歴を活かす仕事に応募してない。応募書類では明るいイメージが伝わったのに、本人自身からは伝わってことない。
このようなことが、面接担当者が不可解に思う理由であり、この不可解な部分を明らかにするために、面接担当者はいろいろ質問をします。
その時に、応募者が嘘をついていると必ずつじつまが合わなくなりボロが出てしまうのです。仮に採用されても、嘘をついてヒヤヒヤしながら勤め続けるメンタルがない人もいます。ありのままの自分をさらけ出す必要はありませんが、嘘は自分の首を絞めるだけということを忘れないで下さい。
まとめ
- 面接の本質は「自分はこんな人です」と伝えることです。
- 就活では、絶対に嘘をついてはいけません。
- 嘘をついて採用されても、長続きはしないでしょう。