障害者採用面接で、応募者が一番伝えるべきことというのが長続きしたいということです。メンタル疾患者や発達障害者の定着率は低く、応募先は元気に長続きしてくれる人材を求めております。そのため、過去の経験の中から長続きしたことをアピールします。
長続きしたい
障害者採用において面接担当者は、応募者の障害のことを気にします。それを踏まえて応募者は、働く上でこのようなことが出来ます、このようなことは配慮を頂きたいですと伝えることが必要です。
それを伝えた上で一番のアピールとして伝えることは、長続きしたいということです。メンタル疾患者や発達障害者の職場定着率は、決して高くない中、採用する側は長続きしてくれる人を求めているからです。
長続きした経験
ブランク期間があっても、転職回数が多くても長続きしたいと伝えることが重要です。単に「御社で長続きしたいです。」と熱意だけを伝えるのではなく、具体的に過去の経験で長期間続けたことをアピールするのです。応募職種に対する長期就労の実務経験があれば、それが一番アピールできるポイントになります。
しかし、その長期就労の実務経験がないのであれば、障害者の仕事の多くに共通する、地道でコツコツ続けた経験をアピールします。それは、ゲームやインターネットの動画鑑賞など、仕事に無関係な趣味ではいけません。なぜならば好きなことを続けるというのは、誰でもできると思われてしまうからです。
過去の棚卸し
仕事に関係することや初めは苦手だったことの中で、長く続けられた経験を伝えることにより、面接担当者を納得させるのです。どの職場であってもマニュアル作成に勤めてきた、面倒見がよく後輩の教育係の経験が長くあるなどで構わないので、過去の職歴の中で長続きしたことを伝えます。
また、生活面のことであれば、自分の健康を考えて毎朝のウォーキングを休まず何年も続けている、禁煙や禁酒を継続しているなどでも構いません。面接担当者から評価される長続きしている経験をアピールするのです。
まとめ
- 採用担当者が求める人材は「長続きしてくれる人」です。
- 一番重要なことは長続きしたいと伝えることです。
- 過去の経験の中から、長続きできたことをアピールします。