面接において、「できる」ことと「できない」ことを伝えることがありあす。このときに、できます!できません!と一言で答えるのではなく、過去の経験などの具体例を持って伝えることが求められ、回答一つとってもアピールしていく必要があります。
「できる」の答え方
例えば、「エクセルのif関数ができますか?」、「ワードの差し込み印刷ができますか?」などの質問をされた場合について考えます。
if関数ができるなら、もちろん「はい、できます。」で構いませんが、一工夫して「はいできます、ネスト(複数条件)を4つ程度つけたif関数なら独学で勉強したことがあります」また、差し込み印刷ができるのであれば「前職では封入作業の付随作業として、宛名ラベル作成時にやっており、自信がある業務です。」と具体例を出しましょう。
できることを伝えるには、このように具体例を出すことにより、ストーリ性となって面接担当者に対して効果的に伝えることができます。
「できない」の答え方
仮に、自分ができないなら、正直に「勉強不足で、できません。」と答えてしまって構わないのですが、この時も一工夫して「できませんが、エクセルの操作はできますので、時間を頂ければできるようにしてみせます。」や「できません、しかし、話がずれますが現在MOS取得に向けて勉強中ですので、その範囲内のことであればお時間を頂ければできるようにします。」とチャレンジする姿勢で答えるのが良いでしょう。
つまり、「できる」「できない」の答え方としては、端的に「できます!」「できません!」ではなく、できるならその実績を伝え、できないならできないけど今後どうしていくという姿勢を伝えることです。
できる努力をする
そして、できるようにすることを伝えた以上は、必ずその後で、できることが求められます。例えば、一次面接において「できるようにします。」と答えたのであれば、その後の二次面接では「ある程度のことは理解しましたが、まだ不明点があります。」などと答えられるようにしておくことです。
その結果、採用担当者には、有言実行や嘘をつかない、チャレンジ精神があることなどのアピールを伝えることになるのです。
まとめ
- 「できる」「できない」を答える際にはアピールの場とすることです。
- できることを答えるときには、具体例を持って伝えます。
- できないことを答えるときには、できないけどどうするかを伝えます。