面接の練習をしたいが、そのような場はなかなかないのが事実です。しかし、読書会であれば面接の練習をすることができます。緊張感の中、人の話を聞く、自分の言葉を伝えることができます。面接練習だけではなくコミュニケーション能力向上にもつながります。
読書会に参加した
ボクは以前に、とある読書会に参加させてもらいました。参加理由は読書会のノウハウをつかみたいことなので、見学のポジションでの参加です。読書会とは、自分が読んだ本の感想や気づき、内容などを参加者に発表することです。
ボクが参加した読書会の質が非常によかっただけの話しなのかもしれませんが、読書会の感想としてはみなさん、プレゼン力というか、発表する能力がずば抜けていたのです。なぜ、そんなに発表が上手なのかを尋ねたところ「(本が)好きなことだから。」と非常にわかりやすい答えが返ってきました。
面接の練習にピッタリ
この読書会ですごいと言えるのが、タイムキーパーがいるわけでも、逐一時間を気にするわけでもないのに、皆さん時間配分を上手に行っていました。その結果、参加者の全員の発表する時間がほぼ同じであり、全体の時間をうまく使い切って読書会が終了しているのです。
この読書会に参加することで、ある練習になることに気づきました。それは、面接の練習です。
面接とは自分自身のプレゼン
ボクは、参加したさいに障害をカミングアウトしたのですが、やはり、健常者の中に混じるのは、やや緊張感があります。その緊張感と時間内に話すことが非常に面接に似ているのです。緊張感と時間だけではなく、面接とは言わば自分自身のプレゼンテーションでもあり、このことも読書会において非常に練習になります。
もちろん、話す内容は面接と違い本のことになりますが、それであってもそうそう面接の練習場がないことを考えると、読書会というのは面接の場に適しています。
読書会とは
読書会には読む本のテーマを決めているところもありますが、テーマを決めていないところであれば、絵本でも漫画でも、就活関係の本でも構わないでしょう。こんな本で良いのかなと疑問に思う方がいれば、事前に主催者に問い合わせてみることです。
また、障害者である自分が健常者とプライベートで接することは少ないと感じている人は、ぜひ、参加して健常者のコミュニケーション能力を学ぶ機会にもなります。
まとめ
- 読書会は面接訓練の場に適しています。
- 面接で自分のことを伝える力である、プレゼンの力が身につきます。
- 読書会はコミュニケーションを学ぶ場としても利用できます。