障害者雇用面接ではどんな質問をされるのか、この想定質問がわかるだけで面接対策は非常に楽になります。実は、ある障害者雇用の専門書にはどんな質問をするべきなのかが記載されています。そこから面接での想定質問が何かをお伝えします。
目次
障害者向けの対策本
面接対策本を読んでいると、多くの想定質問に対する模範回答が掲載されていますが、面接対策本に掲載されている全ての想定質問に対して、自分なりの回答を考えてすべて暗記するとなると非常に難しいのが正直な感想です。
また、障害者雇用面接向けの想定質問について書かれた、面接対策本が見つかりにくいのが現実でありあります。
発達障害の人の面接・採用マニュアル
そこで逆に受ける側ではなく採用する側の対策本がないかも探してみたところ、弘文堂から発売されている「発達障害の人の面接・採用マニュアル」という書籍がありました。
この「発達障害の人の面接・採用マニュアル」によりますと、面接担当者が面接で聞くべきことは以下のことになります。
- 志望動機
- 自己紹介
- 自己PR
- 障害(障害特性)について
- 配慮について
- 通院と服薬
また、就労経験が豊富な人の場合には以下のことも聞かれることがあります。
- 職務経歴
- 長所短所
- 成功失敗体験
重要な5つの質問
そして、これらの想定質問の中でも、数多くの面接を受けてきたボクがよく聞かれたという質問が以下の5つです。
- 自己紹介
- 職務経歴
- 障害(障害特性)について
- 配慮について
- 通院と服薬
自己紹介については、職務経歴を主に伝えることになりますので、就労経験があれば志望先に強く関わりのある職務経歴を中心に伝え、就労経験がなければ今までどんなことをしてきたのかを伝えます。
絶対に抑える質問
障害(障害特性)について、配慮について、通院と服薬などについては、事前にこれらのことを記載した書類を応募書類として送付することで、面接において全てを伝える必要はなく、面接担当者が深堀したいことだけを聞かれることになります。
もちろん、このこと以外の質問も考えられますが、これらの項目だけは是非おさえておく必要があります。
まとめ
- 面接対策として、想定質問から回答を考えておくことです。
- 自己紹介と職務経歴については、今までの経歴的なことを伝えます。
- 障害や配慮、通院や服薬に関わることは、事前に応募書類で伝えます。