職務経歴書にある職務経歴欄ですが、単に何をしましただけでは、はっきり言って採用担当者はあまり応募者のことを理解できません。そこでアピールすることは、何を学んだのか、どんなことを習得したのか、そしてどんな貢献したことを記載します。
職務経歴書の基本
職務経歴書とは、応募者がどんな仕事をしてきたのかの職歴や経歴などを記載した書類です。基本的にはタイトルとして職務経歴書と一番上に記載し、日付、氏名、職務要約、そして各経歴の入社年月、退職年月、社名、仕事内容の記載です。
しかし、正直、このことだけですと何もアピールしていないので、はっきりいって採用担当者が興味を惹くには、非常に弱い職務経歴書ということになります。どんなに優秀な応募者であっても、書類選考を通過する職務経歴書を作成する必要があります。
アピール項目
そこでアピールとして加えたい項目が、在籍した期間で何を学んだのか、どんなこと習得したのかです。このアピールというのが、応募先企業においての貢献できるポイントであります。
どんなことを記載すればいいのかといいますと、まずは経歴の棚卸しをし、過去の職場でどんなことをしてきたのかを振り返ります。例えば、多くの人は新卒入社の会社において、社会人としてのビジネスマナー、ビジネススキルを学ぶことが多いのではないでしょうか、そこで、このことを習得スキルとして記載するのです。
就労移行支援事業所のことを記載するのであれば、そこの訓練で学んだこと、もっとわかりやすくいいますと、どんな訓練プログラムを受けたのかを記載します。
何を学んだか
会社に貢献して何か実績をあげた人は、その実績を上げたことにより何を学ぶことができたのかを記載します。チームワークの大切さでも構いませんし、最後まで諦めないという忍耐力、持続性、業務追行能力でも構いません。
探せば何かしら貢献したことというのは見つかるはずですので、必ず記載するようにすることです。そして、そもそも職務経歴書には、基本フォーマットはないので、自分がアピールしたいように作成するのです。
貴社で活かせること
自分がアピールしたいように作成するのですが、そこで具体的に付け加えたい項目というのが「貴社で活かせる経験・スキル」です。これがあることによって、採用担当者は応募者がどんな活躍をしてくれるのかがわかりやすくなります。
どんな高度なスキルを持っていたとしても、それが応募先で使えるスキルでなければ意味がありません。会社側がどんなことができる人材を求めているのかをしっかり見極めて、それに合致した経験・スキルをアピールしましょう。
まとめ
- 職務経歴書とは、応募者の職歴や経歴などを記載した書類です。
- 職歴や経歴だけでなく、学んだことや習得したことも記載します。
- 職務経歴書では、応募先で貢献できることアピールします。