応募書類とはいわばラブレターと同じです。その為、オールマイティー型というのか、どこにでも通用する応募書類というのはありません。応募先一社ごとに対して企業研究をして作成した応募書類を提出することが、内定に至る条件と言っても過言ではないのです。
二つの作成方法
応募書類を作成する際に、その都度、応募先企業のホームページなどで社長の言葉、経営方針、障害者雇用についてなどを調べあげ、その企業専用の応募書類を作成する人がいます。
一方で、応募書類のベースができており日付を変えるだけであったり、志望動機を少々書き換えるだけの人がいます。応募書類を受け取った採用担当者が、どちらの応募書類を好むかというと、明らかに前者です。
興味を抱くもの
採用担当者はあなたの応募書類以外にも何十、そして、人生の中では何百も何千も応募書類を見ています。そうなってくると採用担当者が、興味を抱く応募書類でないものは、書類選考を通過できません。書類の通過率は、一般的に中途採用は約3割、新卒は約5割などと言われております。
その書類選考を通過できない応募書類というのが、応募書類のベースができており志望動機を少々書き換えるという、どこにでも通用する応募書類です。
オールマイティー型
その都度作成する応募書類は確かに時間がかかり面倒ですが、作成する人というのは、職歴が多くあれば応募先職種にあった職種のボリュームを膨らます、資格や特技が複数あれば、同じく応募先職種に合ったものを記載するなどの工夫をして内定に近づいています。
オールマイティー型とでも呼ぶのか、どこにでも通用し採用される応募書類や志望動機というのは存在しないのが事実だと思って下さい。採用担当者はどれだけ、自分の会社、応募した職種に対しての気持ち、志望の動機があるのかを必ず見ているのです。
もちろん、ありきたりな志望動機や使いまわせる志望動機でも構わないという職場もありますが、障害者雇用をするような規模の大きな会社ではやめておいた方が賢明です。
まとめ
- 採用担当者は、応募先の為に作り上げた応募書類を気に入ります。
- ありきたりな応募書類ではダメです。
- どこにでも通用する応募書類というのは存在しないと思って下さい。