履歴書の趣味や特技を何も書かない、書いても一言で終わりという人もいるかもしれません。しかし、履歴書を一から作成するのであれば、趣味や特技の欄を設けて絶対に書くことが重要になります。採用担当者は応募者のプライベートも知りたいのです。
書類選考を通過
多くの応募者の中から、いかに採用担当者に自分のことを覚えてもらうのは、とても重要なことであり、採用担当者に覚えてもらえる応募書類の作成をする必要があります。
もちろん採用側のフィルターにかかる必要はありますが、フィルターにかかれば採用ではなく、そこから新たに競争があります。しかし、まずはなんといっても書類選考を通過し面接にたどり着くことが大切になってきます。
インパクト
その段階で、いかに自分のことを印象付けたかも選考には関わり、そのために利用するのが、応募書類での趣味、特技の項目になります。少々、突飛でも構いませんので、相手を驚かさせたり、相手にもっとこの人と話してみたい、と思わせることを書くことです。
一言で言えば、軽くインパクトを与えて、採用担当者がワクワクするような応募書類を作成することです。
話したと思わせる
以前、ちょっと知り合った女性の話ですが、歌手の道を進も挫折し今は商店街で段ボールの上で歌っているそうです。はっきり言って、このような人にボクはもっと踏み込んで話をしたいと思います。就活においても、このようにこの人と会ってみたい、話してみたいと思わせることが必要なのです。
もちろん、そんな経験がない人もいると思いますが、そのような人は今から何か作ればいいのです。ボクは、100箇所以上の神社巡りをしたことや4ヶ月で10キロ以上のダイエット、禁煙成功、5時間の一人でのカラオケなどのエピソードがあります。
趣味や特技が求められる訳
また、重要なのはこれらの裏付けで、なぜ、そのようなことをしたのかと尋ねられた場合に、健康の為やストレス発散の為などと言うことによって就活を有利にすることです。採用担当者は、仕事以外のプライベートの中からこの健康やストレス発散をしているかを探っているのです。
面接中に緊張をほぐすためのアイスブレイクとして、採用担当者がこれらの話題を振ってくれるかもしれません。このアイスブレイクでしっかり雑談的なコミュニケーションがとれるというのは加点になります。
変わる履歴書
それだけではなく、応募書類の趣味や特技の欄を有効活用して、採用担当者に自分のことを強く印象付ける効果も期待でき、仮に名前は覚えてもらえなくても「あの○○が趣味の人は」「ほら、××が得意な人」などと、人事部内での話題になるかもしれません。
ここ最近では、履歴書から性別や写真の添付をなくす動きが広がっています。写真の添付がなくなれば、どんな応募者なのかが視覚的に伝わらなくなります。そのような中、いかに自分のことを採用担当者の印象に残すかは必須なことです。
まとめ
- 履歴書に趣味や特技は必ず記載することです。
- 趣味や特技から健康面に対しての取り組みを伝えます。
- 採用担当者は、名前を覚えなくても趣味や特技を覚える可能性はあります。