応募書類に絶対記載することがあります。採用する側がメンタル疾患者に限らず、応募者に対して一番何を求めているのかというと、言うまでもなく長期的に元気よく働いてくれることです。そのため応募書類には体調についてのことを必ず記載します。
事前に伝える
一般枠の就活と違って障害者枠の就活で、一番重要なことというのは応募者の体調が安定していることになります。一般枠でも同じく体調の安定は重要ですが、一般枠ではそれは伝えるまでもなく、また聞くまでもなく安定していて当然なことです。
しかし、障害者枠面接では体調のことを詳しく聞かれることがあります。そのため、事前に応募書類にある程度のことは記載しておくことが必須となってきます。
体調の伝え方
記載例としては
「体調は安定しており、健康にも気をつけております。」
「感情的になったり、夜眠れなくなることはありません。」
「ここ最近、体調を崩すことなく生活しております。」
などとアピールすることです。
また、仮に体調を崩した場合の対処法として
「ストレスを強く感じると、元気が無くなりますが、一日すれば元気を取り戻します。」
などと記載するのも良いでしょう。
そして、体調安定を目的として日々運動をしていることや、質の良い睡眠をとるようにしていることなどを伝えることも良いでしょう。
メンタル面だけではない
メンタル疾患者が体調のことを考えた時に、メンタル面のことだけを考えてしまうことがあります。しかし、採用する側としては、メンタル面のことだけではなく、身体の健康についても訪ねてきます。
メンタル通院以外に定期的な通院はないのか、メンタル系の服薬以外の服薬はないのか、採用されてから、実はこんな疾患があり業務ができませんと申告されても会社側は困ってしまいます。腰痛、鼻炎、アレルギー、脂質異常症、糖尿病など些細なことでも必ず伝えるようにすることです。
就活は体調が安定してから
まだ体調が回復していないのに、社会からの隔離感を感じたり、金銭的な収入がないことをどうにかしようと焦って就活し、めでたく採用されて働いても、体調不良で辞めてしまうようなことは、自分、会社、双方にとってマイナスです。
就職を焦る気持ちはわかりますが、体調が不安定であれば採用される確率も低くなりますので、まずは、体調を安定させることが大切です。
まとめ
- メンタル疾患者の就活で、一番重要なのは「体調の安定」です。
- メンタル疾患だけではなく、身体の健康面も伝えます。
- 体調が万全でないのであれば、就活は体調が安定してからが好ましいです。